こんにちは、松戸整体院院長の清水です。
「首が下がってしまい、前が向けない状態です。歩くもの困難ですがどうすればいいでしょうか?」
という、ご質問が来たのでお答えしたいと思います。
もしかするとこれは、首下がり症候群の可能性があります。
では、詳しく説明していきます。
首下がり症候群とは、まっすぐ前をむくことができない、首が絶えず前に曲がった状態です。
原因としては、パーキンソン病、多系統萎縮症、脊髄小脳変性症、筋委縮性側索硬化症、ミオパチー、重症筋無力症など言われいます。
首下がり症候群は、完全に首が下がった状態になってから治療をすると、回復するまでに長い年月がかかってしまいます。
ですので、首の位置がおかしいと感じた時には、医療機関を受診するのが良いでしょう。
首下がり症候群ではいきなり首の位置が下になる訳ではなく、最初は、
肩こりのような違和感
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頭部が重く感じる
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前にかがんだような状態になる。
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頭を無理に上げようとすれば、首や背中に痛みを感じ始める(痛みを感じない場合もある)
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視線が下に下がるので、歩きにくくなり、飲み込む(嚥下)ことや呼吸するのも苦しく感じる
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日常生活に支障が出る
という流れです。
初期の段階で、背骨や胸郭、股関節など首に関係のある部位を施術することで、首が下がるのを防ぐ効果があります。
最近視線が下に向きやすい、鏡で見ると首が随分と下がっていると感じる方は早めに対応することをお勧めします。