パソコン作業で首と肩がズキズキ?それ、放置すると大変なことに!

こんにちは、松戸整体院院長の清水です。

「最近、パソコン作業をしていると首や肩に痛みや違和感を感じる…」こんな悩みを抱えている人は多いのではないでしょうか?

デスクワークやリモートワークの増加により、長時間パソコンの前に座っていることで、首や肩に不調を感じる人が急増しています。

実は、この痛みを放置していると、後々深刻な健康問題につながる可能性があります。

今回は、パソコン作業中に首と肩に痛みが生じる原因と、その対策についてお伝えします。

パソコン作業で首や肩に痛みや違和感が生じる理由

パソコン作業で首や肩に痛みや違和感が生じるのは、長時間の不適切な姿勢や、体にかかる負担が原因です。

このような不調を改善するためには、姿勢を整えることや、適度な休憩、筋肉をほぐすエクササイズなどが効果的です。

早めに対策を講じることで、痛みを軽減し、快適な作業環境を手に入れることができます。

長時間の不良姿勢による負担

パソコン作業時に首や肩が痛くなる大きな原因の一つは、「不良姿勢」です。

多くの人は、パソコンに向かう際に無意識のうちに前かがみになり、肩や首に余計な負担をかけてしまっています。

特に、画面を見るために頭を前に突き出す「頭部前方位姿勢」は、首や肩の筋肉に過度な緊張を強いるため、慢性的な痛みや不快感を引き起こします。

首と肩の筋肉の緊張と硬直

パソコン作業が長時間に及ぶと、首や肩の筋肉が常に緊張した状態になります。

この状態が続くと、筋肉が硬直し、血行が悪くなることで痛みが生じます。

特に「僧帽筋」という肩から首にかけての大きな筋肉は、デスクワークで常に負担がかかるため、慢性的な疲労を蓄積しやすい部位です。

ストレートネックのリスク

パソコンを長時間使うことで、首の自然なカーブが失われる「ストレートネック」になるリスクもあります。

通常、首は緩やかなカーブを描いて頭の重さを支えますが、前かがみの姿勢を続けると、このカーブが失われ、首の骨がまっすぐになってしまいます。

ストレートネックになると、首や肩だけでなく、背中や腰にも悪影響を与える可能性があります。

パソコン作業で首や肩に痛みや違和感が生じた体験談

長時間のリモートワークで肩こりが悪化した会社員の例

30代の会社員Aさんは、コロナ禍でリモートワークが増え、1日中パソコンに向かう生活が続いていました。

最初は軽い肩こり程度でしたが、次第に首や肩に強い痛みが生じ、頭痛も頻繁に起こるようになりました。

病院で診察を受けたところ、Aさんの首は前に大きく突き出し、姿勢が悪い状態が原因で「ストレートネック」になっていると診断されました。

Aさんは姿勢を改善するためのリハビリを受けることになり、徐々に痛みが和らいでいきました。

デスク環境が原因で肩の痛みに悩んだ主婦の体験

40代の主婦Bさんは、趣味でパソコンを使う時間が増えたことで、首と肩の痛みを感じるようになりました。

家のデスク環境が整っておらず、パソコンを低い位置に置いて作業していたため、常に下を向いた状態で作業をしていました。

この姿勢が肩や首に大きな負担をかけていたため、痛みが悪化してしまいました。

そこで、デスクや椅子の高さを調整し、目線が自然にパソコン画面と合うように変更したところ、痛みが徐々に軽減されました。

パソコン作業で首や肩に痛みの改善方法

正しい姿勢を意識する

パソコン作業中に首や肩の痛みを防ぐためには、まず姿勢を見直すことが重要です。

背筋をまっすぐに伸ばし、頭を前に突き出さず、耳と肩が一直線になるような姿勢を意識しましょう。

さらに、パソコンの画面は目線の高さに合わせ、椅子やデスクの高さを調整することも重要です。

特に、椅子に座る際には、足が床にしっかりとついている状態を保つことが大切です。

定期的なストレッチと休憩

長時間同じ姿勢でパソコン作業を続けると、筋肉が硬直してしまいます。

そのため、1時間ごとに5〜10分の休憩を取り、首や肩、背中のストレッチを行うことが効果的です。

簡単な首の回旋運動や肩をすくめる動きなど、デスクでできるストレッチを習慣化しましょう。

仕事環境を整える

首や肩の痛みを軽減するためには、作業環境を整えることが不可欠です。

まず、パソコンのモニターが目線の高さにくるよう調整しましょう。

ラップトップを使っている場合は、ノートパソコンスタンドや外付けキーボードを使用し、画面の位置を高くすることで、自然な姿勢で作業ができます。

また、椅子も快適なものを選び、長時間座っても姿勢が崩れないようにしましょう。

リラクゼーションや筋肉のケア

ストレスや疲労が溜まると、筋肉が硬直してしまうため、リラクゼーションを取り入れることも有効です。

お風呂で温める、温湿布を肩に貼る、マッサージを受けるなどして筋肉の緊張をほぐしましょう。

また、寝る前に軽いストレッチを行うことで、翌朝の肩や首の硬さを予防できます。

まとめ

パソコン作業による首や肩の痛みは、現代人にとって非常に身近な問題です。

長時間同じ姿勢で作業を続けることで、筋肉が緊張し、不良姿勢が原因で痛みが悪化してしまうことが多くあります。

しかし、正しい姿勢を保ち、適度なストレッチや休憩を

ABOUTこの記事をかいた人

千葉県松戸市でプライベート整体サロン松戸整体院を運営。 痛くなく短時間で終わる『AS療法』をメインに活動中。 元シンガポールプロサッカー選手の経験を活かし、体の痛みや痺れの緩和方法や、正しい体の動かし方による怪我予防、パフォーマンスUPなどのアドバイスが得意。