雨が降ると坐骨神痛になる理由
雨が降ったり、天気が悪くなると、坐骨神経痛になる方は多いと思います。
普段は痛くないのに、なぜ天気が悪くなると、急に痛みが出るのか?
その理由は、気圧の変化です。
「天気が悪くなるだけで、坐骨神経痛が起こるの?」と疑問に思う方もいるので、そのメカニズムを詳しく説明していきます。
気圧の変化は、体に負担がかかる
気圧の変化というのは、体に大きな身体をかけます。
例えば、飛行機に乗ると耳が詰まるような感じがすると思います。
これが気圧の変化です。
気圧が変わるだけで、耳が詰まるのです。
天気が悪くなると、実は交感神経が過敏に働きやすくなります。
交感神経が過敏に働くことで、ヒスタミンが過剰に合成されます。
ヒスタミンは、怪我などをすると活性化し炎症反応を促進する性質があるため、痛みや腫れが出やすくなります。
ですので、天気の悪い日や雨が降っている日は、いつもより痛みや痺れ、浮腫みを感じやすくなるのです。
天気が悪いと、常に痛みを感じるのか?
では、「天気が悪くなれば、痛みを常に感じることになるのか?」と言うわけではありません。
若い頃や子供の頃は、天気が悪くても痛みを感じてないと思います。
その差は何なのか?
それは、自律神経の乱れです。
普段から自律神経が乱れている人は、気圧の変化に過剰に反応してしまい、痛みを感じやすくなります。
逆に普段から自律神経が安定している人は、気圧の変化にも体が順応し、痛みを感じにくくなります。
ですので、実は天気が問題なのではなく、自律神経の乱れが一番の原因になっているのです。
雨が降ったり、天気が悪くなると、痛みや痺れ、浮腫みなどの体調不良に悩まれている方は、自律神経を整えることを意識してみるといいでしょう。
本日は、「雨が降ると坐骨神経になる!?」について、お話したいと思います。