起立性調節障害になりやすい人の5つの特徴
起立性調節障害になりやすい特徴としては、
自分の意見を周りの人に伝えられない人
自分の言いたいことが言えないので、ストレスが溜まりやすい。
自分の頭の中で、色々と葛藤して、疲れてしまう傾向が多い。
ストレスがよくわからない人
ストレスが溜まっているのに、(症状が出ているのに)ストレスを感じ無い人。
頭までは、ストレスが無いと感じているが、体がストレスを感じている状態。
自分にとって、何がストレスになるのかを分析して認識する必要がある。
発達が遅い人
中学生になると、小学生よりも勉強量や運動量、コミュニケーションや情報処理能力が求められる。
しかし、成長スピードは人それぞれ違うので、成長スピードが早い人遅い人では大きな差が生まれる。
特に思春期にあたる、小学生高学年から中学生までは、成長スピードが人によってバラつきがある。
みんなと離されないように、その差をカバーしようと頑張っていると、いつしか自分の容量オーバーとなり、起立性調節障害になるリスクが大きくなる。
思い込みが激しい人
頭の中で色々と考えすぎてしまい、その結果脳疲労をおこし、起立性調節障害になる。
必要以上に周りの目を気にしたり、思い込みが激しいと、自分の頭や心の中で、自分自身と会話を繰り返し脳疲労を起こす。
目標や目的が無い人
学校に行く意味を感じないや物事に対して無気力でいると、起立性調節障害になりやすい。
体の問題よりも、心の問題が大きい起立性調節障害の場合によく見られる。
などがあります。
起立性調節障害は気合だけでは治らない
「メンタルが弱いとなりやすい」などと、言われていますが、それだけが原因ではありません。
起立性調節障害は、生まれ持った体の特性や、育ってきた環境、または環境の変化に対応する能力と、大きな関係があります。
ですので、気合だけでどうにかできる問題ではありません。
仮に気合が問題であるなら、その方が難しいです。
なぜなら、今まで気合が入らなかったことに対して、急に気合を入れる方が大変だからです。
起立性調節障害は、長期的な目線での回復が必要になります。
起立性調節障害を治すために大事なこと
起立性調節障害を良くするにあたって一つ言える事は、起立性調節障害は必ず良くなると言うことです。
なぜなら、体や心の成長が環境に追いついてくれば、自然と症状が改善していきます。
ただそのためには、自律神経のバランスを整えたり、生活環境を見直したり、自分の体を良く理解する必要があります。
ですので、焦る事はありませんが、現状の課題を見つけ出し、それを改善することを意識して、起立性調節障害に取り組むと良いでしょう。
急がば回れと言う「ことわざ」がある通り、1つ1つ問題を解決していくことが大切です。
間違っても簡単に誘惑に惑わされて、変な健康機器を買わないように気をつけて下さいね。
それでは、本日も最後まで読んで下さり、ありがとうございました。
本日は、「起立性調節障害になりやすい人の5つの特徴とは?」について、お話したいと思います。