坐骨神経になると、足の痺れや腰の痛みを感じます。
ひどい場合ですと、歩くことや立つこと座ることや寝ることも困難となります。
そんな坐骨神経痛ですが、姿勢を変えると急に楽になることがあります。
「あんなに痛かったのにこれは治ったのかな…」と思う人もいるでしょう。
しかしまた元の姿勢に戻すと痛みや痺れを感じます。
今日は、なぜ姿勢を変えると坐骨神経痛が楽になるのかを説明していきたいと思います。
坐骨神経痛のメカニズム
坐骨神経痛のメカニズムを簡単に説明すると、神経が圧迫されることで生じる痛みや痺れです。
圧迫と言うとイメージしにくいかもしれませんが、正座を思い出して下さい。
正座を長時間すると足が痺れたり痛みを感じると思います。
圧迫とはそれに近いイメージです。
体勢を変えると楽になるメカニズム
坐骨神経痛になると、座るやうつ伏せになるなど、体勢を変えると痛みや痺れが楽になる時があります。
それは先ほど言った、圧迫が緩まっている証拠です。
坐骨神経は腰から足の先まで伸びています。
その何処かで圧迫があると、痛みや痺れを感じます。
体勢を変えることで、坐骨神経の圧迫が緩み、痛みや痺れが軽減されると言う仕組みです。
逆に体勢を変えることで、圧迫が強くなり、痛みや痺れが増すこともあります。
座ると坐骨神経が楽になると言う方は、座った体勢の方が坐骨神経の圧迫が緩まっている証拠です。
逆に仰向けになると痛い方は、仰向けの体勢をすると坐骨神経が圧迫されていると言うことです。
このように楽な姿勢や痛みが増す姿勢を分析しながら、坐骨神経痛の原因を探っていくと、早く良くなる確率も上がるで、意識してみると良いでしょう。
本日は、「坐骨神経痛はなぜ座ると楽になるのか?」について、お話したいと思います。