坐骨神経痛は、坐骨神経が圧迫されて生じる、おしりから足にかけての痛みやしびれが起こることを言います。
腰や足が痛むのはもちろん、夜寝ることが出来ないや足に力が入らない、排泄障害まで起こる場合もあります。
一刻も早く治したい坐骨神経痛ですが、治るまでにはどのくらいの期間がかかるのを詳しく説明していこうと思います。
坐骨神経痛はどれくらいで治るのか?
まずは結論からざっくりと言うと、適切な治療を行えば、痛みは1ヶ月程度で徐々に治ってきます。
痛み止めや湿布などの薬で治す場合は、おおよそ3ヶ月。
リハビリや牽引などもそれくらいかかります。
ただしこれは、その人の坐骨神経の状況によって様々です。
骨や椎間板が形状的に正常ではない場合は、もっと時間がかかります。
また過去に坐骨神経痛になっていたがちゃんと治していなかった場合や、慢性的に腰痛がある方の場合も時間がかかります。
簡単にまとめると、軽症の坐骨神経痛の場合は1〜3ヶ月。
重症の場合は、3ヶ月以上と覚えておくといいでしょう。
坐骨神経痛を治す際に気を付けること
坐骨神経痛を治す際に気を付けることは、坐骨神経痛の原因から治すことです。
痛みが消えたから治ったではありません。
痛みの原因が残っていると、また坐骨神経痛になるリスクが大きくなります。
例えるなら、金欠をイメージするといいでしょう。
その場だけお金をもらっても、借金を返済してもまた来月の返済に間に合わなくなってしまいます。
ですので、お金をもらうのではなく、働く方法を得ることが必要です。
それと同じで、痛みが消えても痛みの原因が除去されていないと、また痛くなると言うことです。
痛みの原因は、治療に行く先生に聞くといいので、信頼できる病院を見つけることも、坐骨神経痛を治すことでは重要なことになります。
本日は、「坐骨神経痛はいつ治るのか?」について、お話したいと思います。