こんにちは、松戸整体院院長の清水です。
テニス肘は、腕を酷使するスポーツ選手に多い症状と考えられがちです。
しかし、パソコン作業や長時間の書類作成などのデスクワークでも、腕の筋肉や腱に負担がかかり、テニス肘を発症することがあります。
デスクワークでもテニス肘は発症しやすいが、適切なケアと予防法で改善できる
デスクワークによって肘周辺に過度な負担がかかると、筋肉や腱が炎症を起こし、テニス肘のような症状が出ることがあります。
しかし、適切な姿勢の見直しやストレッチ、筋肉のケアを取り入れることで、発症のリスクを軽減し、既に発症している場合でも改善を目指すことができます。
なぜデスクワークでもテニス肘が発症するのか?
テニス肘は、前腕の筋肉や腱が繰り返し使われることで炎症を起こし、痛みを伴う症状です。
テニスのようなスポーツで発症することが多いですが、デスクワークで長時間キーボードやマウスを使用している場合にも同様の負担がかかります。
特に、手首や肘に不自然な力が加わることで、筋肉や腱にストレスが蓄積され、最終的に炎症が起こることがあります。
また、デスクワークでは手首を曲げた状態や、腕全体に力が入ったままの姿勢が長時間続くため、筋肉が緊張し、炎症を引き起こしやすくなります。
これにより、スポーツをしていない人でもテニス肘を発症するリスクが高くなるのです。
テニス肘がデスクワークで発症したAさんの体験談
Aさんは、IT業界で働く40代の男性です。
長時間パソコンに向かう日々が続き、腕に痛みを感じるようになりました。
最初は軽い違和感だったものの、徐々に痛みが悪化し、マウスを使うのも困難になってしまいました。
医師の診断を受けたところ、「テニス肘」と診断されました。
Aさんは、テニスをするわけでもなく、まさかデスクワークでテニス肘になるとは思ってもいませんでした。
松戸整体院での施術と共に、腕のストレッチや正しい姿勢を意識することで、痛みは徐々に改善していきました。
特に、日常的に行う簡単なストレッチや、長時間の作業を避けるよう心がけた結果、1か月ほどでほぼ痛みがなくなり、以前のように仕事を続けられるようになったとのことです。
テニス肘を予防・改善するための5つのステップ
テニス肘の予防や改善には、日常生活での姿勢改善やストレッチが大きな効果をもたらします。
以下の5つのステップを実践することで、デスクワーク中でもテニス肘のリスクを減らし、既に症状がある場合でも改善を目指しましょう。
姿勢の見直し
デスクワークでは、肘が自然に曲がる位置で作業をすることが重要です。
手首や肘に過度な負担をかけないために、椅子の高さやパソコンの位置を調整し、正しい姿勢を維持しましょう。
適度な休憩を取る
長時間同じ姿勢で作業をすると、腕や肘に負担がかかります。
1時間ごとに5分程度の休憩を取り、腕や手を休ませることで、筋肉の緊張を和らげましょう。
ストレッチや筋肉のほぐしを習慣にする
前腕の筋肉をほぐすために、手首を上下に動かしたり、軽く伸ばすストレッチを行うことで、筋肉の疲労を軽減し、炎症の予防になります。
特に、腕を伸ばして手のひらを前に押し出すストレッチは効果的です。
握力や前腕の筋力を強化する
筋肉が弱っていると、関節や腱に過剰な負担がかかります。軽いダンベルやハンドグリップを使って、握力や前腕の筋肉を強化することで、肘への負担を軽減しましょう。
整体や専門家のサポートを受ける
症状が改善しない場合は、整体院やリハビリ専門家に相談することも重要です。
筋肉や骨格のバランスを整える施術を受けることで、痛みの根本的な原因にアプローチし、効果的な改善が期待できます。
デスクワークでも発症するテニス肘を予防・改善して快適な生活を取り戻そう
テニス肘は、スポーツ選手だけの問題ではなく、日常的に腕を使う仕事をしている人にも発症するリスクがあります。
特にデスクワークでは、長時間の不自然な姿勢が筋肉や腱に負担をかけ、肘の痛みや痺れを引き起こすことがあります。
しかし、正しい姿勢やストレッチ、筋力強化を取り入れることで、テニス肘を予防し、症状が出た場合でも改善を目指すことが可能です。
自分の体に合ったケア方法を見つけ、テニス肘のリスクを回避し、日常生活や仕事を快適に過ごしましょう。
もし痛みが長引く場合は、専門家に相談し、適切なサポートを受けることが大切です。