なぜ、普段は痛いのに、動かした時にだけ腰が痛くなるのか?
普段、座っている時やじっとしている時などに腰の痛みを感じ「これは腰痛かな」と思うが、体を動かしている時はなぜだか不思議と腰痛を感じない。
そんな経験をしたことがある方はいるのではないでしょうか。
なぜ、普段は痛いのに、動かした時にだけ腰が痛くなるのか?
答えは、関節の遊び(柔軟性)が低下しているからです。
いきなり言われてもピンとこないと思うので、詳しく説明していきます。
関節の遊びとは?
関節は、一般的に柔らかい硬いと言う表現をすると思います。
柔らかい方が健康に良いと言われていますが、柔らかい体にどうのような影響があるのか知っていますか?
それは、一つの関節にかかる負担を分散できるからです。
逆に関節が硬いと、1つの関節にかかる負担が増えてしまいます。
例えば、座っている時に、本来は股関節や背骨の関節で、座っている負担を逃しているよしましょう。
しかし、背骨が硬いせいで、関節のクッションを機能せず、座った時の体重や重力の重みを、もろに背骨が受けてしまいます。
そうすることで、本来よりも大きな負荷が関節にかかり、痛める原因になるのです。
そういう意味で、関節には遊びが必要と言うわけです。
動くと楽になる腰痛のメカニズム
動くと楽になる腰痛のメカニズムとしては、普段は関節の遊びが少ないせいで、動いていない時は、過度の負荷が関節にかかり、関節や筋肉にダメージを与えて痛みを感じる。
しかし、体を動かすことによって、関節への負担が軽減され、痛みが軽減すると言うメカニズムです。
また、関節の遊びが少なくなることで、筋肉にも負荷がかかり、そのせいで血流が悪くなり、痛む場合もあります。
どちらにせよ、1つの関節に負荷がかかりすぎないように、体全体で体重を逃すように意識してみると、普段は痛いのに動くと楽になる腰痛は良くなるので、意識してみて下さい。
本日は、「普段は腰が痛いのに、動くと楽になる腰痛とは?」について、お話したいと思います。