坐骨神経痛はぶり返すのか?
坐骨神経痛がぶり返すのか?という質問に対しての答えは、YESです。
一度坐骨神経痛が治ったからと言って、一生坐骨神経痛にならない訳ではありません。
風邪や頭痛など他の病気や症状もそうですが、一度治ったからといって、絶対にぶり返さない確証はありません。
その理由について詳しくご説明していきましょう。
ぶり返すメカニズム
痛みが出る、出ないの境目は、自分の体力、回復力と日常での負荷のバランスになります。
例えば、あなたの体力や回復力が5だとしたら、日常の負荷が4なら、痛みは出ません。
しかし、日常の負荷が6であれば、体力や回復力よりも日常の負荷が大きくなるので、その生活を続けていくと、痛みや痺れが出る可能性があります。
風邪なども同じ原理です。
菌の強さよりも自分の免疫力が勝っていれば、風邪は引かないですし、免疫力が菌よりも弱ければ、風邪を発症してしまいます。
ぶり返しを防ぐためには?
坐骨神経痛のぶり返し予防としては、体力を上げる、回復力を上げる、日常の負荷を下げることです。
まず日常の負荷を下げるからみていきましょう。
日常の負荷とは、仕事や家事などの生活面です。
いきなり仕事を変えることはできないので、日常生活で負荷を下げる方法としては、動作や思考を効率よくするしかありません。
例えば、動作を効率よくするには、手先や足先だけで動くのはなく、お臍から動くようにすること。
思考で効率よくとは、精神的なストレスを溜めないことです。
現実にまだ起きていない不安や恐怖ばかりを感じて、脳疲労ばかり起こしていると、病気になりやすくなります。
体力の向上は、適度な運動になります。
なるべく毎日少しづつやることがいいです。
現代人は慢性的に運動不足です。
楽をしないで、少しでも体を動かす動作を日常から選択するといいでしょう。
免疫力を上げる方法は、栄養や体のメンテナンスをすることです。
ストレスにさらされると、栄養が消費されます。
ストレスが多い方は、なるべく栄養摂取に気をつけるといいでしょう。
体のメンテナンスは、整体やマッサージなど外部からの体に刺激を与えることでできます。
このように坐骨神経痛のぶり返しを防ぐためには、日常生活での負荷を下げる、体力の向上、体のメンテナンスを意識してみて下さい。
本日は、「坐骨神経痛はぶり返すのか?」について、お話したいと思います。