歩いたり走ったりすると、膝が痛い

こんにちは、松戸整体院院長の清水です。

「歩いたり走ったりすると、膝が痛いです。」

という、ご質問が来たのでお答えしたいと思います。

走った後に膝が痛い場合は、体重が膝に乗っている可能性があります。

では、詳しく説明していきます。

 

通常人間の体は、体重を支える時は、股関節に乗ります。

股関節に体重を乗せることで、怪我を防ぐ効果があるのです。

また股関節にはパワーがあるので、色々な動作をする時に少ない力でおこなえるメリットもあります。

 

しかし、股関節を使うことは誰でもできることではありません。

なぜなら、股関節を使うためには、歩く時や座る時など普段の時から意識しないといけないからです。

意識しないと、どこの関節が使われるのかと言うと、それが膝関節になります。

 

膝関節は比較的簡単に動かせます。

わかりやすく言うと、手首と肩の関節を動かす時、どっちが楽ですか?

手首と答える人がほとんどでしょう。

理由は体幹を使わなくても動かせるからです。

しかし、肩は体幹を使わないと動かせないので、体の連動ができないできません。

それと同じで、股関節を動かすより、膝を動かすだけの方が簡単に動けるので、ほとんどの人が膝に体重が乗りやすくるのです。

そしてその状態で日々暮らしていると、膝の痛みにつながるということです。

 

何が言いたいかというと、老化や膝の変形で痛いわけではなく、体重の乗る場所を膝から股関節にすることで、膝の痛みは軽減できるのです。

なので、今膝が痛いと悩んでいる方は、膝が痛いですが、股関節のストレッチやエクササイズをすると、体重が徐々に股関節に乗って、膝への負担が軽減されます。

その結果、膝が膝の痛みが軽減されるので、最近膝が痛いなと感じる方は、股関節を意識してみてください。

ABOUTこの記事をかいた人

千葉県松戸市でプライベート整体サロン松戸整体院を運営。 痛くなく短時間で終わる『AS療法』をメインに活動中。 元シンガポールプロサッカー選手の経験を活かし、体の痛みや痺れの緩和方法や、正しい体の動かし方による怪我予防、パフォーマンスUPなどのアドバイスが得意。