起立性調節障害と自律神経失調症の違い

清水院長
こんにちは、松戸整体院院長の清水です。

本日は、「起立性調節障害と自律神経失調症の違い」について、お話したいと思います。

起立性調節障害と自律神経失調症の違い

わかりやすく言うと、起立性調節障害と自律神経失調症は同じです。

厳密に言えば、少し違います。

自律神経失調症という病名は無い!?

実は、自律神経失調症は病名ではありません。

正確には、自律神経障害が病名です。

自律神経障害は文字通り、自律神経に障害が起きることで発症します。

自律神経は、様々な内臓の働きを管理しています。

また自律神経には交感神経と副交感神経が有り、活動時には交感神経が活発になり、休息時には副交感神経が活発になります。

自律神経のバランスが崩れることで、めまい、頭痛、腰痛など様々な症状が出ます。

勿論、起立性調節障害も起こります。

そういう意味では、起立性調節障害と自律神経障害は同じと言えます。

起立性調節障害の症状は幅広い

起立性調節障害の症状は人によって様々です。

腹痛、めまい、頭痛、視力低下、貧血、失神、倦怠感、肩こり、首痛、立ちくらみ、動機、息切れ、乗り物酔い、朝起きられないなど。

これらの原因になっているのが、自律神経であり、その自律神経が異常を起こしているので、起立性調節障害は自立神経障害とも言えます。

まずは自律神経を正常に戻すこと

起立性調節障害を良くしていこうと思ったら、まずは自律神経を整えることです。

自立神経の中でも、特に交感神経はストレスに影響しやすく、ストレスにより交感神経の方が活発になり続けると、体調不良になります。

自分にとって何がストレスになっているのかを自己分析する必要があります。

まとめ

起立性調節障害は現代病とも言えます。

子供の頃から、習い事や親や学校の先生、友達とのコミュニケーションなど、環境からくるストレスが継続的にかかると、起立性調節障害なる傾向が強いです。

同じストレスでも成長スピードや体質によって、起立性調節障害を発症する人としない人もいます。

要は、誰でもなる可能性があるということです。

ですので、自分の体調管理を小さい頃から意識することがいいでしょう。

昔はそんなことはしなくても良かったのにと思う方もいるかもしれませんが、時代が変わると、当たり前の基準が変わります。

例えば、昔は塾に入ることは当たり前ではありませんでしたが、今の時代はほとんどの子が入っています。

そのように、基準は時代によって変わります。

やる事が増えれば、体に負担がかかります。

体に負担がかかりすぎれば、何かしらの症状が出るのはある意味当然です。

ですので、今の生活スタイルと自分の体力(子供の体力)のバランスを意識しているといいかもしれません。

ABOUTこの記事をかいた人

千葉県松戸市でプライベート整体サロン松戸整体院を運営。 痛くなく短時間で終わる『AS療法』をメインに活動中。 元シンガポールプロサッカー選手の経験を活かし、体の痛みや痺れの緩和方法や、正しい体の動かし方による怪我予防、パフォーマンスUPなどのアドバイスが得意。