坐骨神経の仕組み
坐骨神経には、運動神経、知覚神経、自律神経が含まれています。
運動神経とは、脳から指令を送り、足や腰などを動かす神経です。
知覚神経とは、痛みや温度などの感覚を、脳に伝える神経です。
自律神経とは、内臓、血管などの機能を調整する神経です。
坐骨神経に異常が出るとは、これらの神経の機能が狂うことを言います。
坐骨神経痛を放っておくと…
運動神経がやられている場合は、痛みや痺れ、筋肉に力が入りづらくなります。
さらに悪化すると座れない、下半身が動かせない、うまく歩けないといった障害がおきます。
また痛みやしびれをかばう様になるため、痛む側と反対側が痛んだり、膝などの他の部位を痛めることもあります。
知覚神経がやられている場合は、感覚が鈍くなったり、冷たいものを触っているわけではないのに、冷たい感覚がしたり、熱いものを触っているわけではないのに熱い感覚を感じたります。
自律神経がやられると、膀胱直腸障害など、内臓に影響が出ます。
重度になった場合は、早期手術を考慮
坐骨神経痛を放置し過ぎて、先ほどのような症状が頻繁に現れるようになったら、整体やマッサージではなく手術をした方が良いです。
特に膀胱などの内臓障害が出ている場合は、早期の対応が不可欠です。
ですので、坐骨神経痛になった場合は、治療を後回しにしないように気をつけて下さい。
本日は、「坐骨神経痛がひどくなるとどうなるのか?」について、お話したいと思います。
腰痛を経験した方の中には、坐骨神経痛になった方もいるでしょう。
坐骨神経痛は軽度なものから重度ものまであります。
坐骨神経痛が重度になると、どんな症状が出るのか、を詳しく説明していこうと思います。