テレビ・ネットを見ること
自律神経が乱れる行動とは言うのは、テレビ・ネットを見ることです。
テレビやネットが好きな人もいるので、100%悪いというわけではありません。
ですが、テレビやネットを見て、自律神経が乱れる人も多いです。
では、「なぜテレビやネットを見ると自律神経が乱れるのか?」について、詳しく説明していきます。
不安を煽ってくる
「なぜテレビやネットを見ると自律神経が乱れるのか?」その答えは、不安を煽ってくるからです。
人間は気持ちを乱されることが、体に一番悪いです。
自分から自分を追い込むためにやるような、能動的な追い込みや気持ちの乱れは良いですが、他者から強制的に追い込まれるような、受動的な気持ちの乱れは、自律神経が乱れます。
とは言っても、自分がテレビやネット見て、不安を煽られている実感が湧かない人もいると思うので、どうのように不安を煽られているのかを見ていきましょう。
不安を煽るパターン
例えば、健康番組は健康な情報を教えてくれる反面、あなたの健康面に不安を与えます。
「〇〇に何個以上当てはまると危険」などの映像が出てきますが、大体は当てははまるようにできているからです。
保険のCMは、もしもの時の不安を煽ってきます。
もちろん、何かのため備えることは良いことですが、必要以上に備えることはよくありません。
抗菌や除菌のCMは、菌の怖さを煽ってきます。
危険な菌は怖いですが、人間の体には常在菌があります。
生きていく上で、必要な菌もあるのです。
菌=悪者というイメージを植え付けられ、必要以上に菌に過敏になるのも良くありません。
ネットでは、アフィリエイトと言って、検索してきた人の悩みの不安を煽り、その衝動から商品を購入してもらうビジネスが多いです。
例えば、首が痛いと検索すると、あるサイトには枕が問題と書かれていました。
そして、首の痛みと枕の関係を説明した文章が書かれており、最終的には枕の販売のページ飛されます。
このビジネスが悪いというわけではありませんが、不安を煽り、不必要な商品を買わせるパターンが多い傾向にあります。
不安を煽られると、人間の体はどうなるのか?
冒頭にもお伝えした通り、テレビやネットを見ると自立神経は乱れやすくなります。
不安を煽られることで、自律神経は乱れるのです。
自立神経が乱れると、どういう症状が起こるのか?
自立神経が乱れると、まずは交感神経が優位に活動します。
交感神経が優位に活動すると、呼吸が浅くなる。体が緊張しやすくなる。手足が冷たくなる。胃腸の動きが悪くなる。睡眠が浅くなるなどが起こります。
呼吸が浅くなると、肋骨の動きが悪くなり、首の痛みや肩こりになりやすいです。
また酸素が脳に行きにくくなるので、頭痛や思考力の低下にも繋がります。
体が緊張しやすくなれば、腰痛や膝痛、肩こりになりやすく、手足の冷たさは冷え性に繋がります。
胃腸の動きの低下は、栄養吸収に繋がり、疲労感や倦怠感を生み、睡眠の浅さは、回復力の低下や思考力の低下を生みます。
このように自律神経が乱れると、様々な病気となる原因に繋がるのです。
どうすれば対策できるのか?
一番の対策方法は、テレビやネットを見ないことです。
ですが、今の時代にテレビはまだしもネットを見ないことは不可能です。
またテレビやネットを見ることが息抜きやリラックスになる人もいるでしょう。
どうすれば良いのかと言うと、必要な情報だけ取るようにするのです。
流しみやとりあえずテレビやネットを見ると言う習慣を止めれば良いのです。
ご存知の方もいるかもしれませんが、テレビやネットは、流し見しているお客さんをどうやって、広告を見せようか考えられて設計されています。
その証拠にCMやネット広告などがあります。
何気なく見ているつもりでも、いつの間にか広告に引き込まれてしまいます。
ですので、必要な情報や欲しい情報が無い場合は、テレビやネットを見ないことが大事です。
まとめ
まとめると、不必要な情報はなるべく取らないことが、自律神経を安定させるポイントになります。
昔のテレビや人に希望や夢を与えている番組が多いですが、今の時代は不安を煽る番組が多いです。
そのような番組や情報はなるべく取らないことです。
そうすることで、自律神経の乱れを防ぎ、本来かからなくて良かった病気を避けることができます。
暇があると反射的にテレビやネットをつけてしまう人が多いと思いますが、健康のためにも、少しでも良いので自立神経を安定させることを意識してみて下さい。
本日は、「自律神経が乱れる行動とは?」について、お話したいと思います。