学校との関わり方は、人それぞ違う
起立性調節障害になってしまった場合、治療も大切ですが、学校との関わり方も重要になってきます。
どのように学校と関わっていけばいいのか?
答えは、人それぞれ違います。
では、詳しく説明していきたいと思います。
思っているよりも学校の負担は大きい
起立性調節障害になると、平日や学校のある日は、朝起きられないや、頭痛や腹痛がする、目が霞むなど様々な症状が出ます。
しかし、土日や休みの期間は、回復する。
これは、学校という負担やプレッシャーが大きくのしかかっている証拠です。
ですので、学校との関わり方は、とても大事と言えます。
対応を明確にする
関わり方にこれと言った方法が無いのは、本人の性格や学校の方針、担任先生のやり方や価値観が違うからです。
なので、こちらから要求する必要があります。
学校任せにすると言う手段もありますが、中には起立性調節障害について詳しく知らない方や理解できない方もいるので、マイナスに働く場合もあります。
そのようなことにならないよう、こちらからして欲しい対応を明確にする必要があります。
その方が助かる先生も多いでしょう。
例えば、こまめに連絡が欲しいお子さんの場合は、電話対応をしてもらうのも良いでしょう。
逆に放置して欲しいと思っている子は、こまめに連絡されると負担になります。
気にしすぎる子には、教室に無理に入るよりは、保健室からスタートするようにしたりと、お子さんの性格や特徴から逆算して、対応方法を選ぶと良いでしょう。
まとめ
起立性調節障害の対応の方法は人によって違います。
なので、どういう対応をして欲しいのかという自分のスタンスを、学校に要求することが必要です。
学校に要求するのは申し訳ないと思う親御さんもいるかもしれませんが、学校の先生も起立性調節障害のプロではないです。
明確な対応を示した方が先生も助かる場合もあるので、みんなで協力し合いながら、起立性調節障害が治る環境を作ることをして頂くと良いでしょう。
本日は、「起立性調節障害になった場合の学校との連携について」について、お話したいと思います。