痛み止めで坐骨神経痛は良くなるのか?
ロキソニンやリリカ、トラムセットなどの痛み止めで、坐骨神経痛の痛みが良くなるのか?と疑問に思っている方もいるでしょう。
答えは、効く場合もあれば効かない場合もあります。
その理由を説明していく前に、薬が効く仕組みをご説明します。
薬が効く仕組とは?
薬というのは、大きく分けて2つの種類があります。
一つ目は、病気の元となる細菌を直接やっつける薬です。
代表的な例でいうと、抗生物質などがあげられます。
二つ目は、人間の機能を利用し症状を改善する薬です。
痛み止めもここに該当します。
痛み止めは、体内で作られる、痛みを感じさせる物質を作らせないようにします。
ですので、ロキソニンやリリカ、トラムセットなどの痛み止めは、坐骨神経痛で発生した痛み物質を作らせない働いをしているのです。
痛み止めが効く人と効かない人の違い
先ほどの説明で何となく痛み止めの効く仕組みがわかったと思います。
世の中には、痛み止めが効く人と効かない人がいます。
その理由としては、坐骨神経痛で発生した痛み物質を薬で作らせないということができる人は、痛み止めで坐骨神経痛の痛みを良くできます。
しかし、坐骨神経痛で発生した痛み物質量と薬の量のバランスが合ってない。
もしくは、痛み物質と薬の相性が悪い。
などの方は、痛み止めも飲んでも効果が薄いです。
または、薬を飲んだ時は効くが時間が経過すると、痛みが戻るなどのように、坐骨神経痛の原因が治っておらず、痛み物質が四六時中出ている人は、薬ではなく、物理療法で坐骨神経痛の原因から治療する必要があります。
まとめ
まとめると、痛み止めは、体内で作られる、痛みを感じさせる物質を作らせないようにします。
痛み止めが効く人は、坐骨神経痛で発生した痛み物質量と薬の量のバランスが合っている方や痛み物質と薬の相性が良い方です。
逆に痛み止めが効かない人は、痛み物質量と薬の量のバランスが合っていない方や痛み物質と薬の相性が悪い方です。
薬は坐骨神経痛の痛み物質には効果はありますが、坐骨神経痛の原因までは除去できないので、痛みが数ヶ月続いている方は一度、薬とは違う方法で治療してみると良いかもしれません。
本日は、「坐骨神経痛に、ロキソニンやリリカ、トラムセットは効かないのか?」について、お話したいと思います。