安静にしていても腰が痛い理由
安静にしていても腰が痛い理由は、大きく分けて2つあります。
1つは、筋肉や神経による痛みです。
2つ目は、内臓の病気よる痛みです。
では、それそれについて詳しく説明していきましょう。
筋肉や神経による腰の痛み
安静時の腰の痛みの8割は、筋肉や神経による痛みです。
「動かしていないのになぜ痛くなるのか?」と不思議に思う方もいるでしょう。
ここで一つ覚えてほしいのは、体を動かしてなくても筋肉は常に動いていることです。
どういうことかと言うと、同じ姿勢をしているだけでも、筋肉はその姿勢を維持するために動いているのです。
わかりやすく言うと、ある程度の時間立っていると、しんどくなりますよね。
これは同じ筋肉を、長い時間使い続けていることで起こります。
「私は長い時間ではなく、5分や10分くらいすると痛くなるんです」という方もいるかもしれません。
5分や10分程度の同じ姿勢で、痛みを感じるのは、すでにその筋肉に異常があるためです。
例えば、スクワットをした後に歩いたり立ったりすると、スクワットで既に筋肉が疲労しているので、うまく踏ん張れなかったり、痛みを感じると思います。
それと同じ現象で、特定の筋肉や神経に負担がかかっていると、同じ姿勢や安静にしていても痛みを感じるのです。
内臓の病気よる腰の痛み
内臓の病気と言うのは、腫瘍・炎症・狭心症など、様々なものがあります。
例えば、腎臓が弱っていたり機能低下がある場合は、水分調節に影響が出て浮腫みやすくなり、それが原因で腰痛になったりします。
あるいは、腎臓と関係のある腰の筋肉に影響が出て、痛みを引き起こす場合もあります。
このように内臓の状態が、安静時の体の痛みに関係することもあります。
安静時に腰が痛い原因
以上の話を聞いて頂ければ、安静時に腰が痛いのは、何も原因不明や不思議なことではないことがわかると思います。
筋肉や神経の痛みかなと思う方は、ストレッチやマッサージなどで対処していくと良いでしょう。
内臓の病気よる痛みかなと思う方は、一度医療機関で診てもらうと良いでしょう。
どちらかわからないという方で、心配な場合の方も医療機関で診てもらうと良いでしょう。
本日は、「安静にしてても腰が痛い理由」について、お話したいと思います。