腰椎分離症とは?
腰椎分離症は、腰椎と言われる腰の背骨の一部が分離(骨折)することを言います。
腰の骨が分離する理由としては、疲労骨折、いわゆる使い過ぎによるものです。
ですので、成長期のスポーツ選手に多いです。
骨折と言っても疲労によるものなので、安静にして負担をかけないようにしていれば、骨がくっつき、また元の状態に戻れます。
安静にしているのに痛みが取れない理由
腰椎分離症の大体の場合は、安静と言われます。
その理由は数ヶ月安静にしていれば、骨がくっつくからです。
しかし、安静しているのに痛みがひかない腰椎分離症もあります。
痛みが引いたと思い、スポーツをすると、また痛みを感じる。
せっかく、数ヶ月勇気を持って休んだのに、また痛みを感じる。
とてもがっかりしますよね。
ではその理由はなんなのか?
それは動作が原因です。
簡単に考えてもらえれば分かると思いますが、、動かないと痛くない。動くと痛い。
これは動くという動作に、なんらかの原因があるため、痛みが起こるというわけです。
動く動作に問題がある
動く動作に問題があるとはどういうことなの?
それは腰椎に負担がきているからです。
腰椎に負担のかかる動かし方をしているので、動くと痛みを感じるのです。
では、どのような動作が腰椎分症を引き起こすのか?
まずは股関節が問題になってきます。
腰を曲げるという動作は、実は腰の骨が曲がっているのではなく、股関節が曲がることで起こります。
もちろん、腰の骨も曲がりますが、大部分は股関節が担っています。
ですので、股関節に問題があるうちは、腰の痛みが仮に消えたとしても、走るやボールを蹴る、投げるなどの動作をすると痛みを感じるのです。
まとめ
まとめると、腰椎分離症と診断され、せっかく休んで痛みが良くなったのに、また運動して痛む場合は、腰椎が問題なのではなく、股関節に問題がある。
ですので、腰を治療するのではなく、股関節を治療することをお勧めします。
こんにちは、松戸整体院院長の清水です。
本日は、「休んでも良くならない腰椎分離症」について、お話したいと思います。